まえかけは「暮らしのスイッチ」
1997年、娘が生まれた年にまえかけ作りを始めました。
欲しいエプロンをお店でみつけられない、無いなら自分で作ってしまおう!
と、最初に作ったものが今でもyumizuの定番のデザインです。
家事の時に汚れがちな、おなか部分の布を3枚重ねにして高さも少し高くして。
肩紐と胸当てをなくした、エプロンではなく「まえかけ」と呼ぶ方が相応しい形状。
以来、私の作るものを全てまえかけと呼んでいます。
まず、まえかけは衣服を汚れから守り、ポケットにモノを入れて持ち運ぶための「暮らしの道具」という役割があります。yumizuのまえかけは、使いやすいよう、丈夫になるよう、便利に使えるようにさまざまな工夫をしています。
また、まえかけは単なる仕事の道具ではなく、シーンによって気持ちを切り替えてくれる「暮らしのスイッチ」の役割もあります。家事、育児、仕事、趣味など、まえかけをつけるそれぞれのシーンで、キリリとしたデザインのまえかけを腰に巻き、紐をキュッと締めれば、背筋がしゃんとして気持ちが引き締まりますし、カラフルで楽しいデザインのまえかけは、着けるだけで心がウキウキはずみます。
道具としてのまえかけの工夫と、暮らしのスイッチとしてのまえかけのウキウキを、
本書を参考にまえかけを縫ってくださるみなさんが、取り入れ、楽しんでいただければうれしいです。
ご自分の暮らしのスイッチを入れる楽しいまえかけ作りをお楽しみください。
yumizu 楽しいまえかけ
2021年6月30日
著者 坂田 真由美 (写真撮影 中村和史)
発行者 森 たか子
発行所 エムジェイブックス(合同会社)
発売元 有限会社アップオン
印刷所 シナノ印刷株式会社
ISBN 978-900894-30-3
※内容についての質問・問い合わせ、乱丁本・落丁本は下記までご連絡ください。
mjbooks.info@gmail.com
yumizuがこれまでに作ったたくさんのまえかけの中から、
選りすぐりのまえかけ20点と、雑貨5点の作り方をご紹介する本です。(一部は写真掲載のみ)
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